注文タイプやサイズ測定についてのポイント
- まず当店のご注文タイプには「角型タイプ」と「変形タイプ」の2種類があります。ご注文をいただくうえで金額が変わってきますので、正しいタイプでご注文いただけますと大変助かります。
- それぞれのタイプの判別方法は
- 角型タイプ
- すべての辺が直線でカットできる長方形or正方形の形状で、角の丸みが10R(1円玉の丸み)以内の角Rの場合。
- 変形タイプ
- 「角型タイプ」以外のすべての形状
- その為、「角型」で製作可能かどうかが分かればご注文時に正しいタイプの選択が可能です。
角型タイプの判別方法
まずは正方形もしくは長方形でカットが可能かを調べます。採寸時には、金属製のメジャー(コンベックス)を使用すると測定誤差が少なくなります。(手芸用メジャーでも可能です。)
また、より正確性を高めるためにツメに引っかけて測定するのではなく、天板端部にメジャーの10cmのところを合わせて測定し、最後に10cmをマイナスする、という方法もあります。
上記方法にて、中央部以外にも左右の端部など3カ所程度、場所を変えて測定をします。もし3か所のサイズが異なっている場合には、正方形や長方形で製作できない為に変形タイプとなります。
次に角の丸みについて、10Rかどうかを判定していきます。この判定は実際の家具の四つ角と1円玉を使い確認します。(テーブルの四つ角部分の端部と1円玉の外側を合わせるように当てていきます。)
テーブルの丸みが
- 1円玉よりも緩やかで大きい...
10R以上 - 1円玉よりも尖っている...
10R以内 - ちょうど1円玉の大きさ...
10R
四つ角が10Rもしくは10R以内であれば、角型タイプでの製作が可能です。
もし、角型での製作の場合にはそのまま詳細サイズ(ご希望のマットサイズ)を測定して、その仕上がりサイズをご注文時に記載してご注文いただけましたら、当店にて確認しオーダーカット致します。
マットサイズの決定について
正確なサイズ確認の為には、なるべく実物の家具などで採寸・測定などをしていただいた実測値をベースにしたご注文が良いかと思われます。家具などに表記されている寸法は、『外寸』と呼ばれ、その家具の一番外側の部分の寸法が表示されます。この外寸サイズは必ずしもその家具のマットを敷く天板部分のサイズを示すものではありません。その為に実際に製作するマットは外寸で作って良いのか、それとも必要な調整を行ったサイズにするのかを確認します。
- サイズの調整について
- 家具の天板の外周部は面形状も様々となっており、この面形状によってサイズの調整が必要となる場合があります。(角面・丸面・流し面・船底面など)
マットのサイズ調整について
テーブルマット匠はややコシの強いマットとなっており、あまり垂れることがないマットになります。
そのため、天板の平らな部分のみに敷いていただくサイズを当店ではオススメしております。
- テーブルとの間に隙間が空いてしまい、マットが飛び出しているように感じます。
- 天板の平面部分のサイズに合っているのでマットが飛び出している感じはありません。
サイズのイメージ図
- テーブルサイズ(外寸)と同じ場合
- テーブルサイズから丸みの部分を省いた場合
- テーブルサイズから丸みの部分を省き、さらに面取り加工をした場合
あくまでも当店オススメの採寸方法ですので、
お客様の好みによっては外寸サイズでお作りすることも可能です。
測定方法について
メジャーや定規などを天板に添えて、外寸より傾斜の部分(両端分)のサイズを引いたサイズが天板の平面部分のサイズとなります。
- この場合は傾斜部分が3cmとなりますので、両端分の6cmを全体の外寸から引いたサイズになります。
- レビューにある「2mmマイナス」は、このような場合です。(全体の外寸から0.2cm引きます)
cm(センチメートル)とmm(ミリメートル)の単位の換算にご注意ください。
加工例
加工例01
デザインに合わせて、平面部分と同じサイズにカットし、さらに面取り加工を施してあります。 ※角型・外寸サイズより-2cm、角10R、面取りオプション付
加工例02
外周の辺がなだらかに落ちているため、平面部分のサイズに合わせてカットしてあります。 ※変形・外寸サイズより-4cm、角80R
加工例03
第週の辺と角が大きく丸まっているので、平面部分のサイズと平面部分の角の丸みに合わせてカットしてあります。 ※角型・外寸サイズより-6cm、角10R
ただ、この調整については、お客様のお好みによりサイズの調整幅が変わってきます。(端までカバーしたい場合には大きめ、マットの飛び出しが気になる場合には小さめ…など)上記で調整したサイズにお客様のお好みのサイズ感を加味して最終調整を行い仕上がりサイズ決定をしてください。
次に角Rを測定します。
角の丸みについて
角型タイプでは、0R(直角)から10R(半径1cmの丸み)のいずれかを指定してオーダー出来ます。10R以上の場合は変形タイプよりご注文ください。
変形タイプでは、長方形・正方形マットの場合には角Rの指定ができます。特殊な形状の場合でもご指定いただくことでお付けすることが出来ます。
※特殊形状の場合は図面を送信いただくか、型紙で型を取っていただき製作します。
ご不明な点は事前に当店までご相談ください。
角Rの目安
0Rは直角となります
-
1R...半径1mmの丸み
ちょっと丸みをつけます。
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3R...半径3mmの丸み
免許証やクレジットカードほどの丸みになります。
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5R...半径5mmの丸み
単4乾電池ほどの丸みになります。
-
10R...半径10mmの丸み
1円玉ほどの丸みになります。
※小さなお子様のいるご家庭では、テーブル0R(直角)でも、
念のためやや角を落とした1Rをおすすめします。
縦横のサイズと角の丸みが測定できましたら、それぞれのタイプに合わせてご注文ください。
詳しいご注文の方法などについては、下記リンクの”ご注文の流れページ”をご確認下さい。