無垢材テーブルのデメリットって何?欠点を解消するには

一軒家を購入した際や、引っ越した際に新たなテーブルの購入を検討する方も多いかと思います。しかし、いざ購入しようと思っても種類の多さから何を購入すればよいのか迷ってしまうでしょう。

テーブルにはさまざまな種類が存在し、風合いやメンテナンスのしやすさなど人によって重視する点は異なりますが、数ある種類の中でも無垢材に魅力を感じる方が数多く存在します。

ただ、無垢材のテーブルを初めて購入する場合は、より長くキレイに使い続けられるよう無垢材の特徴を知っておかなければなりません。

この記事では無垢材テーブルのデメリットや、デメリットの解消方法をわかりやすく紹介しているので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

無垢材テーブルのデメリット

テーブルマット匠とダイニングテーブルデメリットとしては値段が高いことや水分に弱いこと、傷がつきやすいこと、反りやひびが割れが起きること、重いことなどが挙げられます。

無垢材テーブルは木材本来の質感を楽しめたり、温もりを感じられるといったメリットがある一方で以上のようなデメリットも存在するので、購入を検討している方はデメリットもしっかりと把握しておきましょう。

値段が高い

無垢材テーブルは集成材とは異なり1本の木からつくられているため、一般的なテーブルに比べて値段が高いです。本物の無垢材にこだわりたいのであれば、最低でも10万円程度の予算は確保しておかなければなりません。

1本の木からつくられる無垢材テーブルは安い木材をつぎ合わせたり、表面のみ見栄えのいい板を使用するといったコストダウンが不可能なので、購入する際はお財布とよく相談することをおすすめします。

また、大型通販サイトでは無垢材と表記された商品が安い値段で売られていることもありますが、あまりにも安い商品は天板と脚で異なる木材を使用している場合があるため注意が必要です。

偽物を購入しないよう、無垢材と表記されている商品であっても口コミや販売会社を必ずチェックしましょう。

水分に弱い

無垢材は吸湿性に優れており、こぼれた液体の水分を素早く吸収してしまうので、シミや汚れがつきやすいです。

こぼした液体が水であれば迅速に対処することでシミになるのを防げますが、油や色付きの液体をこぼしてしまった場合は、迅速に対処してもシミとなって残ってしまう可能性があります。

そのため、食事する際やテーブルの上にグラスを置く際はシミをつけないよう充分注意が必要です。もしもこぼしてしまった場合は、すぐに乾いたタオルで水分をしっかりと拭き取りましょう。

傷がつきやすい

無垢材テーブルは丈夫ではありますが、材質自体は木なので、硬いものを落としたり鋭利なもので表面を引っ掻くと傷がついてしまいます。

また、場合によっては傷つくだけでなく、ものを落とした時の衝撃で表面がへこんでしまうこともあるため注意が必要です。

万が一傷がついてしまった場合は、ヤスリで表面を削りオイルを塗るといった方法で傷ついた箇所を補修しましょう。多少の手間はかかりますが、道具さえあれば簡単に補修できるので初心者の方でも安心です。

反りやひび割れ

木材は湿度や温度の変化によって変形しやすい素材です。一般的なテーブルは木材を張り合わせる際に接着剤を使用するので変形しにくくなっていますが、無垢材のテーブルには接着剤が使われていないことから、反りやひび割れが起こりやすいといったデメリットがあります。

反りやひび割れを未然に防ぐ工夫としては、急激な温度変化を防ぐために直射日光を避けたり、乾燥する冬場は加湿器を導入するなどの方法がおすすめです。

値段が高いからこそ反りやひび割れが起こらないよう、できる対策はすべて実践しておくとよいでしょう。

重い

使用されている木材の種類にもよりますが、無垢材のテーブルは1本の木からつくられているため、軽い素材を部分的に使用している一般的な木製テーブルに比べて重さがあります。

一人で動かそうと思っても持ち上げるのは非常に困難なので、掃除や模様替えでテーブルの位置を変える際は大人が複数人必要になるでしょう。

何らかの理由で普段からテーブルをよく移動させる方は、購入する前に商品の重量を確認しておくのがおすすめです。形自体はテーブルであっても、無垢材は木の塊であることを覚えておきましょう。

無垢材テーブルのデメリットを解消する方法

デメリットを解消する方法としては、テーブルマットを使用したり定期的にオイルメンテナンスを行う、直射日光やエアコンの風を避けるなどの方法が挙げられます。

また、反りどめ加工が施されているのかや、メーカーのアフターサービスに関しても確認しておくことが大切です。

テーブルをキレイな状態でより長く使い続けられるよう、自分で行える対策はすべて実践し、1つでも多くのデメリットを解消しましょう。

テーブルマットを使用する

テーブルマットを敷いておけば、仮に飲み物をこぼしてしまってもテーブル本体を濡らさずに済みます。また、コップを倒してしまったり物を落とした場合でも、マットが敷かれていれば直接テーブルに当たらないため、傷つくのを防ぐことが可能です。

テーブルマットを敷いておくだけでシミや傷がつくのを防げるので、キレイな状態を保ちたいのであればマットの使用をおすすめします。

ただ、柄付きのマットを敷くと無垢材が見えなくなり重厚感が失われるため、マットを購入する際は透明なものを選ぶとよいでしょう。

当サイトおすすめテーブルマットはこちらです。

定期的にオイルメンテナンスする

無垢材テーブルは表面加工が施されておらず、汚れや傷がつきやすいので、定期的にオイルメンテナンスを行うことが大切です。

メンテナンスは数ヶ月〜年に1度のペースで行います。タイミングとしては乾燥する冬の前や、オイルが乾きにくくなる梅雨の前がおすすめです。

メンテナンス方法は非常に簡単で、最初に水で濡らしたタオルを使ってテーブルの汚れを拭き取り、その後に木工用のオイルを表面全体に薄く伸ばします。この時テーブルの表面が濡れているとオイルが浸透しないため、よく乾燥させてからオイルを塗りましょう。

オイルを全体に塗り終えたら12時間以上かけて表面をしっかりと乾燥させます。以上でメンテナンスは終了です。

ただ、完全にオイルが乾くのにはかなり時間がかかるため、乾き切る前にテーブルを使用する場合はランチョンマットやコースターを使いましょう。

直射日光やエアコンの風を避ける

無垢材は湿度の変化によって変形する可能性があります。そのため、直射日光やエアコンの風を避けて設置するのがおすすめです。

無垢材テーブルを購入する際はただ空いているスペースに設置するのではなく、できるだけ湿度の変化が少ない場所を選んで設置しましょう。

反り止め加工されている確認する

どれだけ工夫して気を付けていても無垢材テーブルは反ってしまう可能性があるため、購入する際は反り止め加工が施されているのかを確認しておきましょう。

反り止め加工が施されていれば、乾燥している部屋でも安心して使用することが可能です。

メーカーのアフターサービスを確認する

傷がついたりへこんでしまった際に、対応してもらえるのかというメーカーのアフターサービスを確認しておくことも大切です。

アフターサービスの内容はメーカーによって異なるので、気になるテーブルが見つかった際は、必ず購入前にアフターサービスの細かな内容を確認しておきましょう。

まとめ


無垢材のテーブルは木材本来の質感を楽しめたり、温もりを感じられるといったメリットがある一方で、水分に弱かったり傷がつきやすいなどのデメリットが存在します。

そのため、無垢材のテーブルを購入する際はデメリットをしっかりと理解したうえで、より長くキレイに使い続けられるようさまざまな工夫や対策が必要です。

また、非常に高価なものなので、購入後に後悔しないよう好みやライフスタイルにマッチしているのかをよく考えたうえで自分や家族にとって最高のテーブルを選びましょう。


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