一枚板テーブルを購入して後悔する事例4選!選ぶ際に気を付けたいこと

他に同じものはない、世界に一つだけの一枚板テーブル。形や色合い、硬さなど、自分好みのものを選べる楽しさがあります。しかし、一枚板テーブルならではのデメリットもあるため、知らずに購入すると、後悔してしまうことがあります。唯一無二の一枚板テーブルだからこそ、良し悪しをしっかり把握し、納得した上で購入したいもの。
そこで、後悔に至った具体的な事例や、一枚板テーブルを購入するときの注意点、長く使い続けるためのポイントについて、解説していきます。

一枚板テーブルを購入して後悔する事例

一枚板テーブルは、重厚感があるため、部屋にあるだけで空間がおしゃれになります。
そのため、家庭でのダイニングテーブルだけでなく、飲食店のテーブルに使われることも多いでしょう。
そんな一枚板テーブルですが、購入した後に後悔することがあるのだそう。
一体どのような理由で、後悔してしまうのでしょうか。具体的な事例をみていきましょう。

反れたり割れたりした

木には、水分が含まれていますが、一枚板になってもその事実は変わりません。テーブルが置かれている環境の湿度に応じて、水分が木から出たり入ったりしています。その結果、テーブルが反り返ることがあります。体積の変化が大きい場合には、割れてしまうこともあります。
一般的に、一枚板テーブルにするために、木は充分に乾燥させてから、加工段階に入ります。しっかり乾燥できていないと、木の状態が変化しやすく、テーブルに加工したときに、反り返ったり割れる原因になるからです。
しかし、充分乾燥させても、そうしたトラブルを完全に防ぐことは難しいとされています。木を加工する環境と、実際にテーブルを使う環境は同じではないからです。そのため、テーブルを購入後に、反れたり割れたりするトラブルが生じることがあります。
見た目や特別感よりも、頑丈さや耐久性をテーブルに求める人には、一枚板テーブルは向いていないでしょう。

ネットで購入してイメージと違った

一枚板テーブルは、木目や形、厚み、サイズ感などが一枚ずつ異なります。そのような細かいニュアンスは、実物を見てみないとわからないもの。ネットに掲載されている写真を見て購入すると、実物を見たときにイメージと異なることがあります。購入したいテーブルのイメージが決まっている場合はとくに、ネットでの購入は慎重に行う必要があります。

一枚板ではなかった

一枚板テーブルのようなテーブルもあるため、購入するときは注意が必要です。たとえば「はぎ材」を使ったテーブルです。何枚かの板をくっつけて作られたものですが、板の数が少なく、継ぎ目も自然になるよう工夫されています。

一度見ただけでは、一枚板テーブルとの区別がつかないことがあるため、店舗スタッフに確認するようにしましょう。また、値段をチェックするのも一つの方法です。はぎ材を使ったテーブルは、一枚板テーブルよりも低価格であるため、見分けるポイントになります。

サポートが受けられなかった

一枚板テーブルを購入した後のトラブルに備えて、サポートの有無を確認しておくことも大切です。テーブル購入後に、テーブルに反れや割れが生じたり、思いもしないトラブルが発生することも。購入した店舗でサポートが受けられないと、テーブルを修理できません。飲食店などで一枚板テーブルを使用している場合、ずっとそのままの状態で居るわけにはいかないですよね。
購入後のサポートが受けられるかを確認してから購入することで、後悔ポイントを一つ減らすことができるでしょう。

一枚板テーブルを購入する際の注意点

テーブルマット匠と関家具のダイニングテーブル一枚板テーブルを購入後に後悔する事例について解説してきました。それでは、実際に一枚板テーブルを購入するときには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

実物を店舗で確認する

一枚板テーブルは、実物を見て購入することをおすすめします。一枚一枚、持ち味が違うため、実際に見て気に入ったものを購入しましょう。一枚板テーブルは一点ものであるため、価格が高いという特長があります。高価な買い物で、後悔しないように対策しましょう。
また、テーブルを置く場所が確定している場合には、あらかじめサイズを計測しておきましょう。一枚板テーブルは、大きさもさまざまです。購入後に、いざ希望の場所に設置しようとして、サイズが違った、という後悔をしたくないですよね。しっかりと準備してから、実物を見に行くことをおすすめします。

材質によって特徴が異なる

一枚板テーブルは、材質によって特徴が異なるということを理解してから、購入しましょう。一枚板テーブルには、ウォールナットやチェリー、スギ、ケヤキなど、さまざまな材質のものが使われています。
たとえば、スギには「傷が付きやすい・割れやすい」という特徴があり、ウォールナットは「強度がある」ことが特徴。このような木の特徴を知らずに購入すると、後で後悔してしまうことも。

気に入った一枚板テーブルが見つかっても、材質を調べたり、店舗スタッフに特徴を詳しく確認してから購入しましょう。

塗装方法に注目する

自然な色合いや見た目が魅力的な一枚板テーブルですが、実はしっかり塗装されています。塗装方法は、主にオイル塗装とウレタン塗装の2種類があります。

オイル塗装とは、その名の通りオイルを木に塗って仕上げる方法です。オイルが浸透して馴染むため、木そのものがもつ質感や美しさをそのまま感じることができます。しかし、逆にいえばオイルを塗装するだけであるため、汚れや傷が付きやすいというデメリットがあります。たとえば、底が濡れているコップを放置すると、シミになってしまうことがあります。飲食店などで使う場合には、オイル塗装は向いていないでしょう。

一方、ウレタン塗装は、ウレタン樹脂を木に吹きかける方法で、汚れや傷がつきにくいというメリットがあります。しかし、塗装面が厚くなるため、オイル塗装のように、木の質感や美しさは感じにくくなります。小さいお子さんが居る家庭や、飲食店の場合には、ウレタン塗装されているテーブルを選択するのがおすすめです。

サポート体制の有無を確認する

購入した店舗で、その後のサポートが受けられるをしっかり確認してから購入しましょう。一枚板テーブルは、季節が一周すると環境に馴染むといわれています。そのため、一年間の無料保証がついているお店もみられます。購入後、気になる部分が出てきたときに、修理やメンテナンスをしてもらえるとわかっているだけでも、心穏やかに過ごすことができますよね。

サポートを受けられる期間や価格、具体的なサポート内容について、店舗でしっかりと確認しておきましょう。

より安心して一枚板テーブルを使い続ける方法

汚れや傷がつくからといって、テーブルの扱いが神経質になると、ストレスが溜まります。毎日の生活を快適かつおしゃれにするために購入したはずの一枚板テーブルが、ストレスの原因になるのは悲しいですよね。より安心して、丁寧に長く使い続けるためには、どのようなことを心がけるとよいのでしょうか。

テーブルマットを使用する

世界にたった一つしかない一枚板テーブルには、テーブルマットの使用がおすすめ。テーブルマットを敷くことで、汚れや傷がつくのを防ぐことができます。とくに、汚れや傷がつきやすいオイル塗装のテーブルを購入する場合には、テーブルマットの使用を検討するとよいでしょう。汚れや傷を気にしないでよいため、ストレスなくテーブルを使うことができます。

テーブルマットは無色透明であるため、一枚板テーブル特有の木目などの美しさを損なわずに使うことができます。また、テーブルの大きさに合わせてオーダーできるため、一枚板テーブルのような形状でも、フィットさせることができます。

日々のお手入れを大切にする

毎日のお手入れも、大切です。オイル塗装・ウレタン塗装どちらのタイプのテーブルであっても、水を絞った布で毎日拭き上げましょう。拭き上げた後に、テーブルに水分が残らないようにすることがポイントです。
また、ストーブの近くに置いたり、直射日光が当たる場所に置くことは避けましょう。変形や変色の原因になります。

まとめ


一枚板テーブルには、色合いや形、木目など、特有の魅力があります。しかし、木は置かれた環境によっては、欠けたり割れることがあります。その他にも、購入後に、修理などのサポートを受けられないなどの後悔ポイントが生じることがあります。
気に入ったものを購入するためには、実物を見に行って、木の特徴を理解し、サポートの有無などをしっかり確認することが大切です。
さらに、長く愛用するためには、テーブルマットを敷いて、汚れや傷がつかないようにする工夫をしましょう。

部屋の印象に大きく影響を与える一枚板テーブルを、後悔のないように選んで、毎日をおしゃれに、そして快適に過ごしましょう。


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