セラミックテーブルの後悔しやすい5つのポイント


おしゃれな見た目や耐久性のよさから、ダイニングテーブルにセラミックテーブルを選ぶ家庭が多くみられます。しかし、セラミックテーブルは、一般的なテーブルよりも高価なものが多いため、購入後に後悔したくないという人が少なくありません。
とくに、小さいお子さんが居る場合には、汚れやすいのか、テーブルで学習することはできるのかなど、気になる点が多いでしょう。そこで今回は、セラミックテーブルの後悔しやすいポイントや、利点について解説します。

セラミックテーブルの後悔しやすいポイント(デメリット)

セラミックテーブルの後悔しやすいポイント(デメリット)セラミックテーブルに限らず、物にはメリット・デメリットの両方が付きものです。誰しも、高価なセラミックテーブルを購入した後に、後悔はしたくないもの。まずは、セラミックテーブルを購入した後に後悔しやすいポイントについて、具体的にどのようなものが考えられるでしょうか。

物を落としてテーブルが欠けてしまった

セラミックは、とにかく硬くて頑丈であることが特長です。その硬さは、包丁やナイフでも傷がつかないほどだとされています。

しかし、硬いからといって、強度があるというわけではありません。セラミックテーブルは硬い分「しなり」がないため、衝撃を受けると欠けてしまうことがあります。たとえば、木製のテーブルの場合、衝撃を受けるとテーブルがしなることで、衝撃を和らげます。その結果、割れたり欠けたりすることはほぼありません。
セラミックテーブルは、硬い特長をもつ一方、しなることができないため、衝撃をそのまま受けてしまい、割れたり欠けたりすることがあります。

点の衝撃に弱い

セラミックとはすなわち陶器なため、「点の衝撃に弱い」という特徴を持っています。
そうそうないことですが、点のように狭い面積へ強い力を加えた場合、そこが欠けてしまうケースもあります。
欠けるのを防止する場合も、欠けてしまった箇所をカバーする場合もマットが有効です、詳しくは後述します。

想像以上に重たかった

セラミックテーブルには「重たい」というデメリットがあります。「安定感がある」といい換えることもできるでしょう。しかし、一般的なテーブルに比べて重量がある分、組み立ては1人では難しいことがあります。また、掃除や部屋の模様替えでテーブルを移動させたいときに、苦労することがあります。
ダイニングテーブルとしてセラミックテーブルを使う場合は、そこまで移動させることがないでしょう。しかし、定期的に部屋の模様替えや配置換えをするという人には、その度に大変な思いをすることになってしまいます。

書き物がしずらかった

セラミックテーブル特有のザラザラした触り心地。正体は表面上の細かい凹凸です。この凹凸感はセラミックテーブルごとに異なり、それぞれ独自の風合いを構成しています。そんな風合いに心惹かれてセラミックテーブルを購入した方も多いでしょう。しかし他方で、「実際に使用してみると凹凸感が強く、思ったよりもザラザラしすぎる・書き物がしにくい」と感じる方も決して少なくありません。

小さいお子さんが宿題をしたり、テレワークで業務を行ったり、ダイニングテーブルで書き物を行う機会は意外に多いもの。そうした際には、下敷きを敷くなどの工夫が必要になります。毎日・毎回、書き物の度に下敷きを用意するのは少し面倒かもしれません。自宅で書き物を行う頻度も考えながらセラミックテーブルの購入を検討しましょう。

なおテーブルマットを敷くことで、見た目の“セラミック感”を維持したまま、凹凸をほぼなくして利便性を向上させることができます。詳しくは後述します。

表面の冷たさが気になった

セラミックテーブルの表面はひんやりと冷たいため、冬の寒い季節には、触れるのが億劫になることがあります。冷え性の人は、とくに手や指先が冷たくなるため、食事や書き物をするときにストレスに感じるかもしれません。

食器を引きずる音が気になった

セラミックテーブルは、陶器のようなものであるため、表面がザラザラとしており、硬度が非常に高いという特長があります。そのため、食器をテーブルの上に置いたり、食器を移動させるときに、ガリガリと音が鳴ります。
音が不快に感じる場合には、ランチョンマットなどの敷物をセットすることで対策ができますが、それが手間に感じる人には不向きでしょう。

「意外なデメリット!?食器が割れやすい」

先述のようにセラミックは高い硬度を持ち、”しなり”がありません。そのため、例えば繊細なグラスなどを勢いよくセラミックテーブルに置いた場合、グラスが割れる恐れがあります。もしガラス片が飛び散れば、思わぬ事故へつながるかもしれません。この点にも留意してセラミックテーブル購入を検討してください。

なおセラミックテーブルにテーブルマットを敷けば、ガラス製食器などをより気軽に置くことができるようになります。特に小さなお子さんのいる家庭でセラミックテーブルを使用するなら、クッション性の高い多層構造のテーブルマットを敷くことをおすすめします。

セラミックテーブルならではの利点とは(メリット)

セラミックテーブルならではの利点とは(メリット)これまでセラミックテーブルのよくない点を挙げてきましたが、それを上回るメリットも豊富にあります。おしゃれな見た目は、セラミックテーブルが人気である理由の一つですが、機能性が高いことも評価を後押しする要因です。
セラミックテーブルならではの利点について、具体的にみていきましょう。

傷や汚れに強い

セラミックは金属よりも硬いため、傷がつきにくい特長があります。小さいお子さんが居ると、フォークやお箸、食器でテーブルを傷つけてしまうことがありますが、セラミックテーブルであれば心配ありません。セラミックテーブル上でバケットを包丁でカットしても、傷がつかないほど、硬く頑丈なのだそう。
また、汚れに強いともいわれています。水や油が染み込むことがないため、汚れる心配がありません。書き物の最中にテーブルに色移りしたり、しょう油やケチャップなどの色落ちしにくい調味料を付けてしまっても、焦る心配がありません。子どもが机に落書きしてしまったとしても、拭き取ればOKであるため、心に余裕をもつことができます。

劣化しない

セラミックは、非常に安定した素材です。木製のテーブルでは、使用年数とともに色が劣化していきますが、セラミックでは経年劣化することがありません。変形することもないため、永久的に使い続けることができます。
木製のテーブルのように経年による変化を楽しみたい人には、不向きかもしれません。一方で「一生もの」のテーブルを購入したいという人には、セラミックテーブルが適しているでしょう。

衛生的によい

セラミックは、パウダー状にした天然素材を高温で焼き上げたもの。木製のテーブルなどに比べると、衛生的に作られています。また、頑丈で汚れがつきにくい特長から、アルコールで消毒したり、洗剤で拭くこともできるため、衛生的に使うことができます。
とくに、ダイニングテーブルとして使いたい場合には、衛生面は気になるところ。いつまでも丈夫かつ衛生的に使えるのは、嬉しいポイントといえるでしょう。

熱い鍋をそのまま置ける

セラミックは熱にも強いため、熱い鍋やフライパンを直接置いても、変形したり変色することがありません。製品によって多少の差がありますが、-20度から100度まで耐熱性があるとされています。木製のテーブルでは、熱い鍋やフライパンを置くと、焦げたり、変形や変色がみられることがありますが、セラミックではそうした心配をすることなく使うことができます。

セラミックテーブルの傷を防ぐ方法

セラミックテーブルの傷を防ぐ方法一般的に、熱や傷、汚れに強いといわれるセラミックテーブルですが、より長い期間、できるだけ大切に使い続けたいもの。そのために、どのような工夫をすればよいのでしょうか?

テーブルマットを使用する

セラミックテーブルの質感を目で楽しみつつも実用面でのデメリットを緩和するなら、テーブルマットの使用がおすすめです。マットを敷けば傷や汚れが直接テーブルに付かないため、きれいな状態を長く保つことができます。

特にテーブルマット”匠”は、ポリウレタン層で塩化ビニル層をサンドした3層構造です。そのうえ熱処理・紫外線防止加工など複数の処理を施しています。これにより一般のマットよりも数段高い信頼性を実現しています。オーダーカット注文も可能なので、各ご家庭のテーブルにジャストフィットする唯一無二のマットをお届けします。
安定したクッション性により、セラミックテーブルの上でも書き物がしやすくなることはもちろん、割れやすい食器・花瓶をより気楽に使用可能になります。水拭きやアルコールスプレーもOKなため、お子さんやペットのいるご家庭にもおすすめです。

傷に強いものの使い方には注意する

セラミックテーブルは硬く強いため、傷がつきにくいという特長がありますが、だからといって雑に扱ったりしてはいけません。鋭利な物で、強い力で叩いたりするようなことは避けましょう。稀ではありますが、セラミックテーブルでも、欠けたり、割れたりすることがあります。
小さなお子さんが居る場合は、テーブルに落書きをしたり、おもちゃや食器でテーブルを叩いたりと、心配事が尽きないでしょう。テーブルマットを使用することで、衝撃を吸収し割れを防ぐので、毎日安心して過ごすことができるでしょう。

まとめ


セラミック特有の見た目や質感は、テーブルさえもインテリアのように感じることができます。見た目の美しさだけでなく、耐久性に優れている点も、セラミックテーブルのよいところでしょう。小さいお子さんが居るご家庭でも、傷や汚れを気にすることなく使用できます。
また、セラミックテーブルであっても、欠けたり傷がつくこともありますが、テーブルマットを敷くなどの工夫で対処できます。テーブルマットのデメリットといえば、マットの掃除など手入れの手間が挙げられます。しかし、さっと拭くだけでも汚れは落ち、重曹などの薬剤を使ってもOK。思っているよりも手入れは簡単です。
セラミックテーブルの特長や、デメリットをカバーする方法を知って、毎日過ごす空間を素敵なものにしましょう。


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