家庭でもオフィスでも、私たちはテーブルやデスクの上でさまざまな作業を行います。作業内容によっては、大切な家具が傷ついたり汚れてしまったりすることもあるかもしれません。そこで本記事では、用途ごとに適した作業マットの選び方やおすすめ商品を紹介します。目的に応じた作業マットを選び、快適で安全な作業環境を手に入れましょう。
作業台用マット/デスクマットの選び方
作業台用マット/デスクマットは、デスクやテーブルを傷や汚れから保護すると共に、作業効率を上げる大きな役割を果たします。その効果を最大限に高めるためには、作業に適切なマット選びが不可欠です。ここでは、どの用途にも共通するマット選びの基本を解説します。
1. 用途を決める
作業台用マットやデスクマットを選ぶ際には、まずその用途を明確にすることが大切です。例えば、書き物を多くする場合はなめらかな表面で適度な硬さのあるマットが好ましいでしょう。一方、工作などの趣味で使用する場合は、傷や熱などに強く丈夫な素材を優先すべきです。
また、特定の用途に特化した商品の中には、単に作業台を保護するだけでなく、作業効率を上げるための工夫が施されていることもあります。そのため、
まずは自分がどのような目的でマットを使用するかを考えることで、最適な素材や厚さ、機能性などを絞り込めます。
2. サイズを決める
用途が決まったら、次は必要なデスクマットのサイズを考えましょう。
傷や汚れの保護などのために作業台全体をマットで覆うなら、天板のサイズを測りそれに合った大きさのマットを選ぶことが大切です。デスクの一部分だけに敷くマットで十分でしょう。ただ、一部分の場合には想定される作業範囲より少し余裕を持たせるようにしましょう。作業中に窮屈な思いをしたり、誤って作業台を傷つけたりするリスクを減らせます。
デスクや作業台用のマットのサイズに悩んだら、まずは全体に敷くことをおすすめします。
大切な家具などには傷や汚れをつけたくないと思いますので、なるべく天板全体をカバーできるサイズを敷いて行きましょう。
デスクマットの中には、自分でカットしたり、サイズをオーダーメイドしたりできる商品もあります。
3. カラーやデザイン・機能を決める
デスクマットのカラーやデザイン・機能性も非常に重要なポイントです。作業用マットのカラーとしては白・黒・緑・透明など、さまざまなカラーがあります。作業内容によっては、色の違いが視認性や作業性の良し悪しに影響することもあるため慎重に決めていきましょう。また、透明マットなら下にメモや書類を挟むなどの活用も可能ですので、汎用性は高いです。
次にデザインですが、基本的には長方形のものがほとんどですが、作業のしやすい工夫がされていたりインテリア性の高いデザインのものなど様々な物があります。インテリア性や見た目も重要ではありますが、デスクや作業台などについては主に作業や業務を行う場になりますので、その作業に集中できるようなデザインのものを選びましょう。
最後に機能性についてですが、こちらが最も重要な要素になるかと思います。例えばゲームやPC作業が主になるのであれば、スムーズなマウス操作やキーボード作業ができるようななめらかな素材や入力時のクッション性の高さなどがデスクマットに求められます。
このように行う作業に必要な機能を絞り込むことで、必要なマットが見つかると思います。
上記の条件の中で、自分の好きな色やデザインのマットを選ぶことで、作業のモチベーションアップにも繋がります。普段からデスクマットは敷きっぱなしにすることが多いので、使用する机や周囲のインテリアと調和するデザインを選ぶのがおすすめです。
汎用的なデスクマットとしてのおすすめ「デスクマット匠」
当店で販売しているデスクマットになります。透明タイプでさらさらな手触りとデスクサイズにピッタリ合わせて作成できる高機能マットです。1mm単位のサイズオーダーや配線穴のくりぬき加工などデスクに特化したオーダーも承ります。厚さは2mmと3mmの2タイプから選べます。このマットの特徴は汎用性が非常に高く、デスクや作業台全体に敷くことができ、特殊なコーティングにより天板保護に特化した仕様になっています。デスクマット検討の際は是非ご検討いただければと思います。
PC作業用/ゲームプレイ用マットの選び方とおすすめ商品
PC作業やゲームプレイ用のマットを選ぶ際には、マウスの動かしやすさや、簡単にズレない安定性が重要です。机上でPCやキーボードを動かしたときに、マットがズレたりシワがよったりすることが頻繁に生じると、地味にストレスが溜まってしまいます。また、作業中にコーヒーなどをよく飲む方は、万が一こぼした場合に備えて撥水性の高い素材を選ぶと安心です。以下では、PCデスクにおすすめのデスクマットを紹介します。
ロジクール デスクマット MP20MG
パソコンやゲーミングPCの周辺アイテムで定評のある「株式会社ロジクール」のデスクマットです。PU レザー(ポリウレタン樹脂)製のデスクマットは、なめらかなマウス操作を行えます。撥水加工や滑り止め加工もしっかりされていながら、2,000円前後で買えるコスパの良さも魅力です。また、よりゲームに特化したゲーミングマウスパッドなどもあります。
出典:ロジクール公式通販
MOFT スマートデスクマット
スタイリッシュな作業環境が欲しい方には、可変式の「スマートデスクマット」をおすすめします。ノートPC/タブレットスタンドとして使用できるほか、スタイラスペンなどのアクセサリを取り付けできるワークステーションとしても機能します。
出典:MOD公式通販
クッキングマットの選び方とおすすめ商品
キッチンやダイニングテーブルなどで使うクッキングマットに求められるのは、主に耐熱性や抗菌性、クッション性、吸音性などです。耐熱性が高ければ、熱い鍋を置いたり、マットの上で成型したクッキーをそのままオーブンに入れたりできます。また、まな板代わりに使ったり、食器のガチャガチャ音を抑えたりしたい場合は、クッション性や吸音性も注目すべきポイントです。パン作りなどをする場合は、生地がくっつきにくいシリコン製や目盛り付きの商品をおすすめします。
レック 抗菌シリコンマット K00256
抗菌加工が施されており、まな板としても使えるシリコンマットです。滑り止め付きなので、大根おろしなどの強い力が必要な作業も安全に行えます。摂氏200度まで対応可能な耐熱性の高さもポイントです。
出典:レック公式通販
ヨシカワ ホームベーカリー倶楽部 シリコンマット
パン作りなどをする方には、こちらの商品がおすすめです。パン生地などがくっつきにくいように加工されており、生地を測る際に役立つ円形の目盛りも付いています。柔らかい素材なので、使い終わったら畳んで収納できるのも魅力です。
出典:ヨシカワ公式通販
カッティングマット/工作作業マットの選び方とおすすめ商品
カッティングマットや工作作業マットは、洋裁や機械工作、プラモデル製作など、刃物や工具を使う作業で用いられます。そのため作業台をしっかり守れるように、防刃性や耐熱性などの強度や、ズレにくさを評価して選ぶのが大切です。
作業内容によっては絶縁性の高いゴムマットも有力候補です。カッティングマットというと、黒や緑色のイメージが強いかもしれませんが、見本をトレースする作業の場合は透明タイプのマットもおすすめです。
[特大A1判]カッティングマット 900×600mm 両面タイプ
手芸やプラモデル製作などに使う作業マットをお探しなら、こちらの商品がおすすめです。ややハードな硬さとマットの両面にグリッド線がついているので、精密なカッティング作業がしやすくなっています。サイズ展開が豊富な点や、傷が目立ちにくいのも高評価ポイントです。
出典:[特大A1判]カッティングマット900×600両面タイプ
healthy way 作業マット
電子工作やはんだ付け作業をする場合は、耐熱性や絶縁性に優れたこの作業マットがおすすめです。最大500度までの高熱に耐えられるため、はんだこてなどの工具を置いても作業台を安全に保護できます。また、工具や部品を置くためのスペースが設けられているのも便利な点です。
書き物/リビング学習用マットの選び方とおすすめ商品
書き物用やリビング学習用マットを選ぶ際には、使用する筆記具に適した硬度や色移りしにくい素材選びが重要です。大まかな目安としては、鉛筆なら硬め、ボールペンなら柔らかめの素材が適しています。
透明マットに下敷きがついたタイプの商品もありますが、下敷きにはあまりデザイン性が良くないものが多いので、天板のデザインを活かしたいなら避けた方が無難です。また、お子様が使用する場合は、お絵描きや粘土遊びにも対応できるように防汚性やお手入れのしやすさに優れたマットを選びましょう。
コクヨ デスクマット 硬質(アクリル製) 下敷き付
「コクヨ株式会社」のデスクマットは、書き心地が良く、特に鉛筆での筆記に適しています。緑の下敷きが付属していますが、取り外しても使用に耐えうるので、好みに応じた使い方ができます。マットとデスクの間にメモなどを挟んで使うこともできます。サイズ展開が豊富なのも嬉しい点です。
ソニック デスクマット リビガク テーブルマット ソフトタイプ 透明 LV-6580-T
子どものリビング学習用のデスクマットとしては、この商品がおすすめです。マットの縁は消しカスなどを集められるような作りになっており、テーブルの上が汚れるのを防げます。お絵描きや図工などをする際に敷くのもいいでしょう。柔らかい素材なので、使用後は丸めて保管できます。
出典:ソニック デスクマット
まとめ
デスクマットや作業用マットには用途ごとに色・デザイン・機能によりさまざまな商品があります。適切なマットを選ぶことで作業の効率や快適性を向上させることができます。また、デスク全体を保護する用途のマットと、各作業に特化したマットがあることが分かりました。全体には大きいマットを常に敷いておき、作業ごとにそれぞれに特化した小さいマットを使うなど、必要性に応じてデスクマットを複数枚を利用するということも作業効率や快適性をあげるポイントです。