白色のカウンターキッチンは、定番カラーのひとつですが、白色は清潔感や高級感、広がりを演出するカラーリングが特徴で、明るい印象を与えることができるため、多くの人の支持を得ています。しかし、白色は汚れが目立ちやすく、メンテナンスで悩んでいる方が多いことも事実です。
本記事では、白いカウンターキッチンのメリット・デメリットや、きれいに保ち続けるための方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
カウンターキッチンは白いと汚れが目立つ?
白色のカウンターキッチンは清潔感があり人気のカラーですが、その反面デメリットもあります。白いカウンターキッチンにはどのような特徴があるのでしょうか。
汚れが目立ちやすいというデメリットがある
白いカウンターキッチンの一番のデメリットは、汚れが目立ってしまうことです。白色はほかの色に比べて、シミやちょっとしたゴミも際立ってしまうのです。
たとえば、料理を作る際の調味料や、洗い物の水が跳ねてしまうと汚れが目立ちます。さらに、水回りはカビが生えやすいので、白いカウンターキッチンはとくにメンテナンスが必要となります。
白いカウンターキッチンのメリット
白いカウンターキッチンには、人気の理由があります。ひとつ目は、白色は清潔感があるというポイントです。キッチンは家族が口にするものを扱う場所ですので、いつも清潔に保たなければいけません。そのため、白いカウンターキッチンは清潔感があり気持ちよく調理ができます。
次に、圧迫感がないというメリットです。白色の特徴として「広い」や「軽い」などの印象があるため、空間が広く感じられます。たとえば、キッチン自体が狭い場合に、白色のカウンターキッチンを採用すれば同じスペースでも広い印象を与えることができるのです。
また、白色はどのようなデザインにもマッチすることもメリットのひとつです。さまざまなテイストに合うので、好みの組み合わせを取り入れられます。フローリングや壁紙は簡単には変えられませんが、気分に合わせて小物を入れ替えることで、キッチン全体の雰囲気を変えられる点も人気の理由といえます。
カウンターキッチンを白色にするときの注意点
白いカウンターキッチンは人気ですが、選び方によっては失敗してしまうケースがあります。ここからは、カウンターキッチンを白色にするときの注意点を解説します。
素材
まず、カウンターキッチンの素材選びは、耐久性と耐汚染性を重視することが重要です。白色の特性上、掃除の頻度が多くなるので、素材選びには気をつけなければいけません。
一般的なものでは、人工大理石・人造大理石のキッチンが広く使われています。これらは、アクリル系やポリエステル系の樹脂を加工したもので、表面が固く、耐汚性・耐薬品性があるので扱いやすいことが特徴です。
一方、天然大理石を使用したキッチンもあります。これは天然の岩を加工したものですので、長く使うためには石材の専門知識が必要です。とくに、酸やアルカリに弱く、天然大理石専用の洗剤を使う必要があるため、メンテナンスには手間がかかってしまいます。
カウンターキッチンの素材は、インターネットやカタログを見ただけでは素材感がわからないので、実際にショールームで見て触れて確かめましょう。
メンテナンス性
白色のカウンターキッチンは、メンテナンス性にも気をつけましょう。ほかの色のキッチンに比べて汚れが目立ちやすいため、定期的なメンテナンスが欠かせないのです。
具体的には、汚れにくい材質や汚れを落としやすい加工を選ぶことです。ショールームで実際に体験してから確認するようにしましょう。白色のカウンターキッチンは掃除の頻度が多い分、お手入れが楽になると家事の時短にもつながります。
加工方法
カウンターキッチンの加工方法による違いもあります。加工方法によって日々の手入れが変わってくるのです。マット加工のカウンターキッチンは、表面がツルツルしていないため、汚れが落ちにくくなっています。
一方、光沢加工のカウンターキッチンは、表面がツルツルしていて掃除がしやすいですが、指紋が目立ちやすいのが特徴です。どちらが自分に合っているのかをしっかり見極めるようにしましょう。
白いカウンターキッチンをきれいに保つ方法
白色のカウンターキッチンはほかのカラーに比べて、メンテナンスをしっかりしなければ、きれいに保つことができません。ここからは、具体的なメンテナンス方法を紹介します。
正しい方法でお手入れする
まずは、正しい情報を把握し、正しい方法で手入れすることが大事です。カウンターキッチンのなかには、特殊なコーティングや素材が使われていることがあるので、最適なお手入れ方法を知っておきましょう。
キッチンの取扱説明書がある場合は、初めに目を通しておくことが必要です。もし取扱説明書がない場合は、メーカーに問い合わせましょう。
また、各メーカーがインターネットにメンテナンス情報を掲載していることが多いので、その情報を参考に正しいお手入れをする方法もあります。
やわらかいスポンジと中性洗剤をつかって掃除する
白いカウンターキッチンに汚れがついたとき、たわしやメラミンスポンジでゴシゴシ磨きたくなりますが、日常の掃除はやわらかいスポンジと中性洗剤で問題ありません。むやみに磨くと表面に傷ができて、黒ずみや黄ばみの原因になってしまいます。
ただし、素材によって使用できない場合もあるので、購入店に確認しましょう。
メラミンスポンジなどは、やわらかいスポンジと中性洗剤で落ちない場合に、段階的に使用すると効果的でしょう。
また、塩素系やアルカリ性の洗剤、漂白剤はなるべく使用しないようにしてください。これらを使用すると変色したり、サビの原因になってしまいます。さらに、金属たわしの使用も厳禁です。金属たわしの鉄分により、もらいサビが起こることがありますので、使用しないようにしましょう。
汚れたらすぐにふき取る
一般的なことですが、白色のカウンターキッチンは、汚れたらすぐに拭き取ることを心がけてください。とくに、カレーやキムチ、コーヒーなどの色の濃い食品は、色素が沈着すると落とすことが難しくなります。
また、布類の染料やアルカリ性洗剤もすぐに洗い流すようにしましょう。このように、白色はほかの色が目立ちやすいので、汚れたらすぐに拭き取ることが鉄則です。
カウンターマットを敷く
普段のメンテナンスが一番楽になるのは、カウンターマットを敷くことです。カウンターマットを敷くことで汚れや傷が直接つかず、もしマットが汚れてしまった場合は、洗い流したり取り替えるだけで済むので、きれいな状態を保つことができます。
とくに、透明なカウンターマットであればデザインを損なわないので、インテリアコーディネートに支障がありません。さらに、好きなサイズにカットできるので、どんなサイズのカウンターでも使えます。
とくに、テーブルマット”匠”は、ポリウレタンUVコーティングという特殊なコーティング面で傷・汚れに強く、マット本体に傷が付きにくい特徴を持っています。さらに、食器やグラスなど、物の移動がスムーズで耐久性にも優れているので、生活の中で使用頻度が高いカウンターキッチンにおすすめです。
カウンターキッチンが白いと、汚れが目立ちやすい課題がありますが、その清潔さを保つ方法について詳しくご紹介しました。こちらでは、テーブルコーティングの種類や傷を防ぐための対処法について解説しますので、あわせてご覧ください。
まとめ
白いカウンターキッチンは清潔感や開放感を感じられる人気のカラーですが、メンテナンスを怠ると汚れが目立ってしまいます。そのため、メリット・デメリットを十分理解したうえで使用することが重要です。
面倒なメンテナンスを少しでも楽にしたい方には、テーブルマット匠がおすすめです。テーブルマット匠なら、特殊な表面コーティングでカウンターキッチンに敷いておくだけで、きれいな状態を保つことができます。
また、テーブルマット匠の普段のお手入れは通常のテーブルと同様水拭き・乾拭きで問題ありません。耐薬品性にも優れており、頑固な汚れ(マジックやクレヨン・シール跡)もエタノール・シール剥がし・除光液などできれいにふき取れます。
白いカウンターキッチンをいつまでもきれいに保ち、満足度の高い空間を実現しましょう。