ダイニングテーブルは、オーダーメイドすれば自分好みにデザインできます。本記事では、ダイニングテーブルのオーダーメイド方法やメリット・デメリットを紹介します。そのほかオーダーメイドの流れも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ダイニングテーブルを探している方のなかには、しっくりくるものがなかなか見つからないと悩んでいる方もいるでしょう。その場合、オーダーメイドでデザインやサイズを自分好みのものをつくることがおすすめです。
そこで本記事では、ダイニングテーブルをオーダーメイドした場合の相場や費用を抑えるコツ、メリットやデメリットを紹介します。そのほか、オーダーメイドするときの流れやポイントも解説します。
ダイニングテーブルのオーダーメイドの相場
ダイニングテーブルをオーダーメイドする前に、どれくらいの費用がかかるのか把握しておきましょう。あらかじめ相場を知っておくことで、予算を決めるときの参考になります。
ここでは、ダイニングテーブルのオーダーメイドの相場を木材・ガラス・大理石の3つの素材に分けて紹介します。この3つの素材は、ダイニングテーブルの製作によく使われるものです。
木材
木材のダイニングテーブルをオーダーメイドする場合、10,000円~75,000円が相場です。温かみのある材質が特徴な木材は、ダイニングテーブルの素材にも適用します。和室にも洋室にも合う素材であるため、注文率も高いといえるでしょう。
木材のなかでも、無垢材は高額になる傾向にあります。同じ木材でも集合材や無垢材などで費用が大きく異なるため、各素材の特徴を踏まえたうえで、どの素材にするか選びましょう。
ただし、木材の仕上げによっては水分を吸いやすく、飲み物をこぼした際、完全に拭き取れない恐れがあります。1度のオーダーメイドにかかる費用はお手頃ですが、何度も買い換えると、合計金額がほかの素材の費用を上回る可能性があるでしょう。
ガラス
ガラスのダイニングテーブルをオーダーメイドする場合、17,000円~21,000円が相場です。天板部分をガラスにすることで、透過性を高められるため、天窓などから降り注ぐ太陽の光が足元まで届きます。木材とは違い、表面に凹凸が現れにくいため、食べ物や飲み物をこぼしても拭き取りやすいです。
ガラスはデザインのバリエーションが限られており、費用に大きな変動が生じることはないでしょう。ただし衝撃を与えると、割れてしまう恐れがあります。子どもがいる家庭では、ガラスの破片で怪我をするリスクを避けるため、ほかの素材を選ぶケースが多いです。
大理石
大理石のダイニングテーブルをオーダーメイドする場合、100,000円~180,000円が相場です。天板部分を大理石にするだけで、一気に高級感のある空間をつくりだせます。独特な色合いや模様が特徴であり、エレガントなインテリアとよく合うでしょう。
木材やガラスよりも耐久性が高く、熱い食べ物や飲み物を置いても劣化しにくいです。表面は比較的滑らかで、食べ物や飲み物をこぼしても、こびりつきにくい点も特徴です。
ただし、個性的なデザインと耐久性などが優れていることから、木材やガラスよりも費用が高額になる傾向にあります。また、重いものを落とすなどして衝撃を与えると、傷が付いたり、割れたりする恐れがあるでしょう。
オーダーメイドの費用を抑えるコツ
ダイニングテーブルをオーダーメイドする際、予算が限られており、思いどおりに注文できないと悩んでいる方もいるでしょう。費用を抑える方法を活かすことで、オーダーメイドでも、コストを削減しながらイメージどおりのダイニングテーブルに仕上げられます。
ここでは、オーダーメイドにかかる費用を抑えるコツを3つ紹介します。費用を抑えながらも、温かみのある木材を活かしたダイニングテーブルがつくれたり、天板の表面にツヤを出して高級感を出したりできるので、ぜひ参考にしてください。
多く流通している木材にする
多く流通している木材は、一般的に市場で広く利用されているため、材料供給が安定しています。希少な木材よりも簡単に入手でき、その結果、費用も比較的安定しやすいです。
多くの家具メーカーや大工は、一般的な木材に対して長年の経験を持っています。木材に関する加工技術や知識が豊富であったり、木材にはさまざまな種類や色が存在したりすることから、ほかの素材と比べてデザインのバリエーションが多いです。
また、木材は一般的に扱いやすく、加工が容易なものがほとんどです。そのため、製作プロセスがスムーズに進行し、加工にかかる時間や労力を削減できる可能性があります。
天板をなるべく薄くする
天板を薄くしてダイニングテーブルをつくることで、使用する素材の量が少なくて済みます。結果的に、コスト削減にもつながるでしょう。
天板を薄くしてコストを削減したい場合は、硬度や耐久性のある素材をえらんで、安定感や耐久性を確保することがポイントです。素材を決める際には、各素材の種類や特性について、よく調査してから選ぶとよいでしょう。
また、より強度や耐久性を高めたいのであれば、補強や裏打ちを検討してみてはいかがでしょうか。そのほか、天板の下にクロスバーを設けたり、裏打ち材を貼ったりする方法もあります。
ただし、天板を薄くしても強度や耐久性を高めることを重視するあまり、通常の天板の厚さにかかる費用を上回ってしまうケースがあるでしょう。天板を薄くしてコストを抑えたい場合には、補強などを含めた合計金額に着目し、費用を抑えられているか確認してください。
塗装の仕方を工夫する
木材を使用してダイニングテーブルをオーダーメイドする際、ペンキ塗装やオイル塗装、ウレタン塗装などがおすすめです。ほかの塗装の仕方と比べると、コストを抑えられます。
ペンキ塗装は、木肌がしっかり隠れるため、安い木材にも適しています。防汚性や防水性に優れており、食べこぼしなどで汚れても、きれいに拭き取りやすいです。しかし、塗料に透明性が無いため、木目が潰れてしまい木材本来の味わいを損なう仕上がりになる場合があります。
オイル塗装は、木目を活かしてしっとりとした質感が出る塗装の仕方です。傷がついても再度オイル塗装すれば修復できるため、自分でメンテナンスできます。しかし、テーブルに汚れが付くとシミになりやすいうえ、自分でメンテナンスを行うと、トラブルの原因となりかねないため、注意が必要です。
ウレタン塗装は、木材にツヤ感を出せる塗装の仕方です。防水性があるため、水拭きで汚れをサッと拭き取れます。一般的な家具の塗装になるので、扱いやすいのが特徴です。
費用を抑えながらも、自分好みのダイニングテーブルをつくるために、それぞれの特徴を把握することが大切です。ツヤを出したいのか、お手入れの簡単さを重視したいのかなどの要望によって、最適な塗装が見つかるでしょう。
オーダーメイドの方法
ダイニングテーブルをオーダーメイドする方法は、主にフルオーダーとセミオーダーの2種類です。ダイニングテーブルの製作にどれほどのこだわりがあるかによって、どちらの方法が適しているのかが決まります。
ここでは、フルオーダーとセミオーダーの違いや特徴を紹介します。どのような違いがあるのかを理解したうえで、どちらにするか決めるとよいでしょう。
フルオーダー
フルオーダーは、一人ひとりの要望に合わせて、サイズやデザインなどをすべて自分好みにできる方法です。セミオーダーと違って自由度が高く、見た目や機能性にこだわりがある方に適しています。
ダイニングテーブルをフルオーダーすることで、素材からサイズまで選択肢が豊富にあります。リビングの広さに合うものが見つからない場合や、既製品にはない素材のものを探している場合におすすめです。
ただし要望によっては、想定よりも製作期間が伸びたり、費用が高額になったりします。ダイニングテーブルをフルオーダーする際には、どれくらいの期間や費用がかかるのか事前に見積もりしておきましょう。
セミオーダー
セミオーダーは、あらかじめ決められたデザインやサイズ、オプションなどから選んでオーダーする方法です。フルオーダーよりも製作時間を短縮でき、費用も抑えられる可能性があります。
ダイニングテーブルをセミオーダーすることで、既製品にはない特徴を取り入れられます。そのため、既製品では物足りない場合や低予算で自分好みのものをつくりたい場合におすすめです。
ただし、すべてを自分好みにできるフルオーダーと比べると、セミオーダーは自由度が低いです。そのためセミオーダーでは、希望のデザインに対応できなかったり、希少な素材を取り寄せられなかったりするケースがあります。
導入方法別メリット・デメリット
ダイニングテーブルを導入する方法は、主に既製品とDIY、オーダーメイドの3種類です。どの方法にもメリットやデメリットがあるため、メリットだけではなくデメリットにも着目したうえで決めるとよいでしょう。
ここでは、既製品・DIY・オーダーメイドのダイニングテーブルについて、各方法のメリットとデメリットを紹介します。
既製品のダイニングテーブル
既製品のダイニングテーブルについて、メリットとデメリットを紹介します。見た目や機能性などにこだわりがない方や、費用を抑えたい方はぜひ参考にしてください。
メリット
既製品のダイニングテーブルは、支払いを済ませばすぐに導入できるメリットがあります。そのため、すぐにダイニングテーブルを設置したい場合におすすめです。
店舗で購入する場合は、完成したダイニングテーブルを直接確認できます。デザインやサイズなどを直接見て選べるため、ほかのインテリアとの相性をイメージしながら選べるでしょう。
また、既製品のダイニングテーブルは、比較的費用を抑えられる点がメリットです。すでに値札で費用が表示されているため、予算内におさまるか確認しながら商品を選べます。
デメリット
既製品のダイニングテーブルは、色やデザインが限られてしまう点がデメリットです。さまざまなカラーバリエーションがある商品でも、希望する色の商品が在庫になく、購入できないケースがあります。
欲しい色合いのダイニングテーブルがあっても、サイズが部屋の広さに合わなかったり、材質が気に入らなかったりする場合もあるでしょう。店舗や通販で購入する前に、色やサイズ、材質などを明確に決めておくことがおすすめです。
また、サイズや色などの条件を満たしているうえに、引き出しがあったり、コンセントがあったりなど、オプション要素まで条件を満たしているものは少ないでしょう。見た目を重視するか、使い勝手のよさを重視するか、何かを妥協しなければいけない可能性があります。
DIYのダイニングテーブル
DIYのダイニングテーブルについて、メリットとデメリットを紹介します。DIYに興味がある方や手先が器用な方は、ぜひ参考にしてください。
メリット
DIYのダイニングテーブルは、色合いやデザイン、サイズなどを自分で好きなようにカスタマイズできる点がメリットです。オーダーメイドよりも費用を抑えながら、自分好みのダイニングテーブルに仕上げられます。
自分の手でダイニングテーブルをつくるので、自然と愛着もわくでしょう。子どもがいる家庭では、家族と一緒にDIYを楽しむよいきっかけとなり、子どもにものづくりの楽しさを味わってもらえます。
デメリット
DIYのダイニングテーブルは、プロに頼むわけではないため、想定よりも時間や手間がかかってしまう恐れがあります。ペンキで塗装する場合は、塗装を乾かしている間に、別のテーブルを用意したり、別の部屋で食事したりする必要があるでしょう。
プロに依頼するよりも、耐久性や耐水性が劣ってしまう恐れがあります。自分で天板を導入する場合は、費用を抑えようと天板を薄くせずに、耐久性を確保するために厚めのものを選ぶことがおすすめです。
また自宅でDIYをするには、作業スペースの確保や工具の準備が必要です。電動ドライバーや電動ノコギリなどを使用する場合は、安全に使うために事前に使い方を把握しておきましょう。
オーダーメイドのダイニングテーブル
オーダーメイドのダイニングテーブルについて、メリットとデメリットを紹介します。既製品のなかに、欲しいものが見つからない方やDIYの経験がない方は、ぜひ参考にしてください。
メリット
オーダーメイドのダイニングテーブルは、既製品にはない自分好みのものに仕上げられます。フルオーダーとセミオーダーの2種類があり、希望のデザインや予算などに合わせてオーダーできます。
プロに依頼してダイニングテーブルをつくってもらえるため、DIYのものよりも耐久性や耐水性、耐汚性などに優れたものを導入できるでしょう。
また、希少な素材を使ったダイニングテーブルの注文もできるため、素材やデザインに強いこだわりを持っている方に適しています。既製品のダイニングテーブルのなかに、気に入る物がない場合は、ぜひオーダーメイドのダイニングテーブルを検討してみてはいかがでしょうか。
デメリット
オーダーメイドのダイニングテーブルは、既製品やDIYのものと比べると、費用が高額になる傾向にあります。とくに、厚みのある天板を使用する場合や希少な素材を使う場合は、費用が高くなりやすいです。
店舗で既製品のダイニングテーブルを購入する場合と比較すると、完成するまで実物が見られない点がデメリットです。イメージと違った物が完成するケースもあるため、慎重に打ち合わせすることが大切です。
また要望によっては、完了するまでに想定よりも時間がかかってしまうケースがあります。素材の取り寄せにかかる期間や製作にかかる期間などを確認しながら、オーダー内容を決めることがポイントです。
オーダーメイドはこんな人におすすめ
オーダーメイドのダイニングテーブルは、ほかのインテリアとの相性を重視する方におすすめです。既製品のダイニングテーブルのなかに、色合いやサイズ、見た目などの条件を満たすものがない場合は、オーダーメイドで完全に自分好みのものをつくってもらうとよいでしょう。
オーダーメイドは、見た目や素材を重視したおしゃれなダイニングテーブルを導入したい方に適しています。既製品にはない希少な木材を使ったものを手に入れられたり、ガラスや大理石などの素材を使ったものを導入できたりするでしょう。
また予算に余裕がある方は、オーダーメイドのダイニングテーブルを検討してみてはいかがでしょうか。既製品のものよりも高額になる傾向がありますが、色やサイズなどの選択肢が豊富で、オリジナリティのあるダイニングテーブルが手に入ります。
オーダーメイドの流れ
ダイニングテーブルをオーダーメイドする際、どのような流れで製作を進めていくのか流れを把握しておきましょう。事前にオーダーメイドの流れを把握しておけば、次のステップに備えてあらかじめ準備できます。
ここでは、オーダーメイドの流れを7つのステップに分けて解説します。これからダイニングテーブルのオーダーメイドを検討している方は、各ステップのポイントを押さえながら流れを把握しておきましょう。
1.店舗やサービス会社を探す
オーダーメイドのダイニングテーブルを導入すると決めたら、まずはどの店舗やサービス会社を利用するか探しましょう。店舗やサービス会社によって特徴やサービス内容が異なるため、さまざまな会社を比較して自分に合ったところを選ぶことが大切です。
どの会社にしようか迷っている方は、信頼性があるか、経験豊富な実績があるかなどのポイントに着目しましょう。公式サイトの情報だけではなく、インターネット上のレビューや口コミを調べて、ほかの顧客から見た評価を確認することがポイントです。
また、過去のオーダー内容や製作物を確認すると、その会社のスタイルや品質を把握できます。自分の希望に合ったデザインや品質が提供されているか確認してみましょう。
製作を進めていくなかで、コミュニケーションがスムーズに行えるかも重要です。頻繁にコミュニケーションが取れる会社は、要望や質問に対する迅速な対応が行われることが期待できるでしょう。
2.テーブルのサイズを決める
ダイニングテーブルのサイズを決める際、天板部分のサイズ、高さ、横幅、奥行きを明確にしましょう。天板部分のサイズは、面積だけではなく、厚さも決める必要があります。ダイニングテーブルを置く部屋のなかにおさまるかも確認しましょう。
ダイニングテーブルをどのように使用するのか、用途に合わせてサイズを決めることもポイントです。日常の食事や作業だけでなく、ゲストを招いて食事する機会がある場合は、適切な座席スペースを確保するためにサイズを決めましょう。
また天板のサイズが、テーブルの脚やフレームとバランスを保つことも重要です。大きすぎると重たい印象になり、小さすぎると寂しい印象を与える可能性があります。
3.テーブルの素材を決める
ダイニングテーブルの素材を決める際、木材やガラス、大理石などどのような素材を扱っているのか把握しましょう。とくに天板は、ダイニングテーブルの大部分を占めるものであるため、色や模様などから慎重に決めることがポイントです。
見た目や材質に特別なこだわりがない方は、まず耐久性を重視することをおすすめします。日常の使用、食事の際に生じる傷や汚れに対して、耐性を持つかどうかを確認しましょう。
また素材を決めるときは、各素材の性質を理解しておきましょう。たとえば、木材は温かみのある質感、ガラスは空間を広く見せる効果、大理石は高級感のある材質が特徴です。
4.テーブルの塗装を決める
ダイニングテーブルの塗装を決める際、耐久性を高くしたいか、ツヤを出したいか、などのポイントに着目しましょう。そのほか、木目を隠したい場合やツヤを消したい場合など、さまざまな要望に合わせて塗装を選べます。
塗装の種類によって、扱いやすさや費用が異なります。傷ついたときに備えて自分でも補修しやすい塗装を選んだり、予算内におさまる塗装を選んだりするとよいでしょう。
また一部の塗装は、揮発性有機化合物(VOC)を放出する恐れがあります。環境への影響を考える場合、低VOCまたはゼロVOCの塗料がおすすめです。とくに、食事をするダイニングテーブルの場合、食品との接触があるため、食品に安全な素材を使用しているか確認しましょう。
5.オプションを決める
ダイニングテーブルをオーダーメイドする際、会社で扱っているオプションを追加するか決めましょう。店舗やサービス会社によって、扱っているオプション内容が異なります。
オーダーメイドのオプションには、引き出しをつけたり角丸加工を行ったりするメニューなどがあります。そのほか、コンセントをつけたり、高さ調整をしたりできる場合があるでしょう。
6.見積もりを出す
ダイニングテーブルのサイズや素材、色などを決めたら、どれくらいの費用がかかるのか見積もりを出してもらいます。オーダーメイドにかかる費用を確認する際、項目やオプション別の費用を細かくチェックしましょう。
見積もりを出してもらうとき、複数の店舗やサービス会社に依頼することがポイントです。同じ条件でどれくらいに費用がかかるかを比較することで、費用を削減しながら自分に合った会社選びができるでしょう。
ただ見積もりを出してもらうだけではなく、見積もり後に費用が変動するケースがあるか確認しておいてください。想定よりも費用が高くなってしまったり、予算を上回ってしまったりする事態を避けられます。
7.テーブルを製作する
見積もり内容に納得したら、ダイニングテーブルを製作する工程に入ります。どれくらいで完成するのか、事前に製作期間を確認しておきましょう。
製作期間は、ダイニングテーブルのオーダー内容によって異なります。たとえば、希少な素材を使ったダイニングテーブルをつくる場合、素材を取り寄せるのに時間がかかってしまうケースがあります。
オーダーメイドするときのポイント
ダイニングテーブルをオーダーメイドする場合、失敗しないために事前にポイントを把握しておきましょう。オーダーメイドでは、自分好みのものがつくれるとはいえ、発注ミスにより失敗してしまう恐れがあります。
ここでは、オーダーメイドするときのポイントを2つ紹介します。これからご紹介するポイントは、店舗やサービス会社選びの参考にもなるでしょう。
素材の見た目や質感を実際に確かめる
ダイニングテーブルをオーダーメイドするとき、実際に素材の見た目や質感を確認しましょう。完全リモートでやり取りをすると、イメージと違ったものが完成してしまう可能性があります。
また、カタログなどで素材や見た目を実際に見ることで選択肢も増えることでしょう。今まで希望していた素材よりも、別の素材のほうが魅力的に思えたというケースも多々あります。会社によってはショールームを設けているところもあるため、ぜひ参考にしてください。
アフターサービスの有無を確認する
ダイニングテーブルをオーダーメイドする場合、商品が手元に届いてからのアフターサービスがあるか確認しましょう。思っていたのと違う場合や破損などがみられる場合、アフターサービスにより商品を交換できるケースがあります。
商品に不備があった場合、商品が手元に届いてから1週間以内に連絡しなければいけない場合がほとんどです。そのため、オーダーメイドのダイニングテーブルが届いたら、すぐに不備がないか確認することが重要です。
また、商品を返品・交換する際、配送料がどちら持ちになるのか確認しておきましょう。優良なサービス会社であれば、配送料などすべて会社側が負担してくれるケースが多いです。
万が一商品に不備があった場合に備えて、事前に受付窓口を確認しておくことも大切です。受付窓口がわかっていれば、電話番号を間違えたり、電話をかけ忘れたりするなどの事態を少しでも回避できるでしょう。
ただし、返品・交換する理由が顧客の都合や発注ミス、使用済み、箱や説明書をなくしている場合などは、返品・交換対象とならない恐れがあります。会社選びの際に、アフターサービスが適用する条件も確認しておきましょう。
ダイニングテーブルを選ぶ際、形などで悩む方も多いでしょう。ダイニングテーブルの選び方や長持ちさせる方法について、こちらで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
まとめ
ダイニングテーブルのオーダーメイドの相場は、素材によって大きく異なります。費用を抑えたい場合は、多く流通している木材の使用がおすすめです。
費用を抑えたいけど既製品のダイニングテーブルでは物足りない方は、費用を抑えるコツを参考にオーダーメイドしてみてはいかがでしょうか。
また、せっかくオーダーメイドしたお気に入りのテーブルを長く使うには、テーブルの保護が必要になります。
高級テーブルマットオーダーサイズ専門店「テーブルマット匠」では、さまざまな大きさや形のテーブルを傷や汚れから守るテーブルマットを製作しています。オーダーメイドしたダイニングテーブルを傷つけたくない方は、ぜひテーブルマット匠にお問い合わせください。
またアフターサービスも扱っており、発注内容と違うものが届いたり商品に不備があったりした場合は、返品・交換の対応が可能です。返品する際の配送料は自社が負担するため、安心してご利用いただけます。