家具は、家の雰囲気を大きく左右するものです。誰しもお気に入りの家具に囲まれて、快適に過ごしたいでしょう。
しかし、家具選びは楽しい反面、何を基準に選んだらよいのか分からなくなりがちです。とくに大型の家具は価格も高いため、選択を失敗したくないのはないでしょうか。
生活スタイルに合わせて、家具選びのポイントを押さえながら、お気に入りの家具を購入しましょう。今回は、家具選びの基本について、解説していきます。
家具を選ぶ際の基本
上手な家具選びには、いくつかの押さえるべきポイントがあります。実はどれも簡単なことで、家具選びが初めての方でも安心して取り入れることができます。ぜひ参考にしてはいかがでしょうか。
置く場所
まずは、家具を置く場所について、ポイントを押さえましょう。家具選びで失敗しがちなのは、家具のサイズです。気に入った家具を購入しても、置けないのであれば、意味がありません。
店舗で見たときには「置けそうな大きさだ」と感じても、実際は大き過ぎて置けないというケースが少なくありません。家具を購入する前に、置く場所の面積をしっかり採寸しましょう。
さらに、天井の高さや、搬入する通路の幅、玄関ドアや窓の幅、柱の位置なども細かくチェックすることが大切です。また、家具でコンセントが隠れてしまうおそれがあるため、コンセント位置の確認も欠かせません。
また、たとえば家具がリビングとの間に位置する場合には、家具があまりにきっちりと収まっていると、通路の移動が困難になります。無理なく人が通り抜けられる程度に、余裕をもたせましょう。
部屋を広く見せたい場合には、家具の背の高さも考えなければなりません。なるべく背を低くすると、圧迫感がなく、部屋が広く感じられます。店舗で購入する場合には、間取りが分かる資料を持参していくのがおすすめです。
配色
配色も、家具選びでは大切なポイントです。素敵な家具を揃えても、色味が合っていなければ、落ち着いた空間にはなりません。配色を意識すると、統一感のある部屋に仕上がります。
基本的には、同系色あるいは類似色の家具で揃えるようにしましょう。簡単に統一感が出せます。また、何色か色を取り入れる場合でも3色を基本にするのがおすすめです。
3色とは、ベースカラーとメインカラー、アクセントカラーに使う色のことです。ベースカラーは、部屋の約7割以上を占める天井や壁に使う色で、メインカラーはソファなど部屋の約4割を占めるインテリアに使う色です。
アクセントカラーは、クッションなど部屋の一部のアイテムに使う色で、メインカラーとバランスを取りながら、差し色を取り入れましょう。
この3色を基本に配色を考えると、色のバランスが取れた部屋に仕上がります。家具を購入する前に、家具や部屋の理想の配色を考えておきましょう。
素材
家具には、よく木材が素材として使われていますが、木材にもさまざまな種類や特徴があります。たとえば、家具に使われている木材はメープルやオーク、チェリー、ウォールナットなどが多いです。
メープルやオークは明るい色であるため、部屋全体を明るい印象にしたい場合に適しています。リビングなどにおすすめです。一方、チェリーやウォールナットは暗めの色であるため、寝室など落ち着いた雰囲気にしたい場合に向いています。
このように、部屋の雰囲気に合わせて、家具の素材を選びましょう。また、ひとつの部屋に複数の家具を置く場合は、素材を合わせたほうが統一感を出せます。
木材以外では、家具にはプラスチックや革などの素材がよく使われています。プラスチックは、収納ケースなどによく使われていますが、木材との相性はあまりよくないため、取り入れる際には注意が必要です。
革はソファなどによく使われていますが、木材や金属とも相性がよいため、取り入れやすい素材だといえます。素材の組み合わせにも考慮して、家具を選ぶことが大切です。
使いやすさ
使いやすさは、何よりも重要なポイントだといえます。家具は、一度購入したら、その後何年にもわたって使用するケースが多いでしょう。デザインや色味も大切ですが、使いやすさについても、必ず確認してから購入することをおすすめします。
たとえば、ソファの購入を検討している場合、店舗で実際に触れて確認しておきましょう。素材感や座り心地をはじめ、テーブルの高さに合うか、サイズ感は適しているのかなど、実際に使うときをイメージするのがポイントです。
また、センターテーブルでは高さも重要です。ソファに合うものは30~40cm程度のものが多いですが、テーブルで飲食する場合には40cm以上のほうが適しています。生活スタイルに合わせて、使いやすいものを選びましょう。
耐久性
耐久性も重要なポイントです。とくに大型の家具は、何度も買い替えるわけではないため、丈夫なものを選ぶようにしましょう。
たとえば、素材が木材の家具では、木質系加工材料が使われているケースが多いです。木質系加工材料とは、ベニヤを複数枚接着したものに、シートを圧着して加工したものです。
大量生産できるため、価格が安く、多くの家具に使われています。しかし、衝撃に弱く、表面が剥がれやすいため、耐用年数は5~10年ほどです。
一方、木がそのまま使われている無垢素材は、強度が強く、使えば使うほどに色合いが変化して、味のある家具になっていきます。長期間、変化を楽しみながら使用できます。長く使い続けられる家具を選ぶと、結果的にコストパフォーマンスがよくなるでしょう。
リビングルーム家具の選び方
ここまで、家具選びの基本について解説してきました。家具と一口に言っても、リビングに置くもの、キッチンに置くものなど、部屋によって異なります。
ここからは、それぞれの部屋に応じた家具の選び方についてみてきましょう。まずは、リビングルームからです。
リビングテーブル
リビングテーブルは、リビングルームにおいて大きな存在感を放ちます。デザイン性を重視して選びがちですが、実はほかにも留意すべきポイントがあります。それは高さと動線です。
リビングの床に座ってテーブルを使う場合、テーブルは座面から5cm前後プラスした高さが適しています。たとえば、座面が35cmであれば、テーブルは35~40cmの高さが目安となります。
テーブルで飲食やパソコン作業をする場合は、8~20cmプラスした高さが目安です。テーブルの背があまりに高いと圧迫感が出るため、部屋全体が狭く見えてしまいます。
一方、背が低すぎると、テーブルの上のものを取りにくいというデメリットがあります。生活スタイルに合わせて、テーブルの高さを決めましょう。
テーブルの幅は、ソファやチェアよりも小さいものを選びましょう。目安としては一回り小さいものがおすすめです。動線が確保されるため、人の行き来が多いリビングテーブルでもスムーズに移動できます。
テーブルの素材は、木材やセラミック、ガラスなど、部屋のテイストに合わせて選びましょう。どんな素材のものでも、使っている内に汚れや傷が付いてしまいます。とくにリビングテーブルは使用頻度が高いため、テーブルマットを敷いて対策するのがおすすめです。
素材にこだわりがある場合、透明のテーブルマットがぴったりです。テーブルマット匠のテーブルマットは、無色透明であるため、テーブルの素材感を保ったまま使用できます。
リビングチェア
リビングルームで使うチェアは、くつろぐのが目的です。長時間座っても背中や腰が痛くならないように、背もたれがしっかり有るハイバックタイプが向いています。ヘッドレストやアームレストが付いていると、さらに快適度が上がるでしょう。
背もたれをあまり使わない方であれば、ローバックやミドルバックタイプがよいでしょう。部屋を広く見せられるというメリットもあります。
座面は、床から足が浮かない高さを目安にします。座面の高さ調節ができるチェアを選べば、いつでも好みの高さにできるため、便利です。チェアの奥行きは、一回り大きいと安心です。奥行きにゆとりがないと、のんびりとした姿勢をとれず、くつろげません。
チェアの素材は、部屋をナチュラルテイストにしたいのなら、ファブリック素材が適しています。高級感やモダンな印象にしたいのなら、レザーがおすすめです。PVCレザーは、水に強いため、小さい子どもがいる方でも安心して使用できます。
ソファ
ソファも、リビングルームにおいて大きな面積を占める家具です。設置したい場所に置けるサイズ・幅を確認するのはもちろん、素材や座り心地も、選ぶうえで大切なポイントです。
布製のものやレザーを使ったものなど、さまざまな素材のソファがあります。汚れが気になる方や小さい子どもがいる方は、水にも強いPVCレザーのソファが安心です。
座り心地を確認するためには、実際に店舗で試すのがベストです。座ったときに座面に余裕があるか、背もたれは好みの高さか、テレビを鑑賞しやすいかなど、実際の生活をイメージして座り心地を確認しましょう。
また、ソファの形状で選ぶのもおすすめです。ソファで横になりたい方にはソファーベッドが向いています。友人や親戚が泊まりに来るというときにも便利です。
床での生活に慣れている方には、ローソファが向いています。背が低いため、部屋を広く見せる効果も期待できます。
ソファを置くスペースが十分ある場合には、コーナーソファやシェーズロングソファなどの大きなソファがよいでしょう。大きい分、リラックスして過ごせます。
テレビボード
テレビボードは、サイズ選びが重要です。設置するテレビの大きさに合わせて、ボードの幅を選ぶ必要があります。テレビよりもボードの幅が大きくなっているのが、理想的なバランスです。
たとえば、40インチのテレビには、幅が120~150cmのボードがぴったりです。50インチのテレビには幅が150~200cmのもの、55インチのテレビには幅150~200cmのものが適しています。
また、テレビを快適に視聴するためには、高さも大切です。テレビをやや見下ろす高さになるように、ボードを選びましょう。
床に座ってテレビを視聴するのであれば、ボードは40cm以下の低いものが適しています。ソファに座って視聴する場合には、40~60cmくらいの高さのボードがおすすめです。
高さを確認したら、機能性や素材・色についてみていきましょう。テレビ周りに小ものが散らかるのが苦手な方は、収納がしっかりあるボードが向いています。素材・色については、部屋のテイストに合うものを探しましょう。
シェルフ
シェルフは、棚・扉・耐荷重の3つをポイントに探しましょう。棚が自由に動かせるタイプのものは、無駄なく収納できるため、リビングにものが多い方にも向いています。棚を後から買い足すことも可能で、融通が利きやすいのもメリットです。
シェルフに扉が付いていると、見せない収納ができます。ほこりが溜まりにくいメリットもあります。ただし、ものを取り出すときに、必ずひと手間かかるというデメリットがあります。ものを取り出す頻度が高い方には、扉なしのシェルフがよいでしょう。
シェルフに、アルバムや家電などの重たいものを置く場合は、棚板が落ちるおそれがあるため、必ず耐荷重を確認しておきましょう。
ダイニングルーム家具の選び方
ダイニングルームも、リビングルームに引き続き、家族の使用頻度が高い空間です。食事をはじめ、勉強やパソコン作業を行う方もおられるでしょう。
1日のうち、多くの時間を過ごすダイニングルームでは、落ち着いて快適に過ごせることが重要です。家具も、最適なものを選びたいところでしょう。それでは、ここからはダイニングルームの家具選びについて、詳しくみていきましょう。
ダイニングテーブル
ダイニングテーブルは、部屋の大きさに合うサイズや、人の動線を考えて探すのがポイントです。まずは、サイズ選びについて解説していきましょう。
食事するために必要なスペースは、ひとりにつき幅60cm・奥行き40cmとされています。これよりも大きいサイズにしておくと、ゆとりをもってテーブルを使用できます。
また、ダイニングルームは料理を運ぶ頻度が高いため、人の動線も大切です。ダイニングテーブルとチェアの後ろには、60~90cmほどの通り道を設けられると、移動がスムーズにできます。
テーブルを置くスペースが限られている場合には、2本脚タイプのものが適しています。脚がテーブルの角にないため、チェアを後ろに大きく引く必要がありません。その分、スペースを省けます。
テーブルの形状は、正方形や長方形であれば、壁に付けられるため、スペースが限られている場合にもおすすめです。丸形のものは、壁に付けられないため、広いスペースが必要になります。
しかし、正方形や長方形のものに比べて角がない分、圧迫感を与えず、部屋を広く見せるのには効果的です。小さい子どもがいる方も、安心して使えるでしょう。
テーブルの素材については、大理石やガラスを使ったものは、高級感やモダンな印象を与えられますが、衝撃に弱い・汚れやすいというデメリットがあります。テーブルマットを敷いて、対策するとよいでしょう。
テーブルマット匠のテーブルマットは、オーダカットできるため、どのような形状のテーブルにも対応が可能です。子どもがいても、好みの素材のテーブルを使いたいという方は、テーブルマットの使用を検討しましょう。
こちらの記事でもダイニングテーブルの選び方や、長持ちさせる方法を紹介しています。
ダイニングチェア
ダイニングで使用するチェアは、座り心地と、テーブルとの距離感が大切です。まず、座り心地については、座ったときに背もたれに背中が付くかどうか、腰にすき間を感じないか、足が無理なく床につくかどうかを確認しましょう。
また、座った際に、太ももの下に1~2cmくらいゆとりがあるのが理想的です。テーブルとの距離感については、テーブルとチェアの座面が30cmほど空いているのがベストです。距離があまりに近いと、太ももがテーブルに当たってしまい、使いづらいからです。
また、座面から30cmほど空いていると、自然にテーブルに手が下ろせるため、食事や勉強がしやすくなります。快適な姿勢で作業できるかどうか、確認しておきましょう。
食器棚
ダイニングルームに置く食器棚は、カトラリーや食器類を収納する場合が多いです。収納力が高いものを選ぶのがおすすめです。
棚の横幅や高さ、奥行きは、棚を置く面積に合わせて決めましょう。高さについては、無理なく食器類を取れるかどうかを目安に決めましょう。
奥行きがある食器類は、収納力があってよいですが、通路の幅が狭くなるデメリットがあります。ダイニングルームも、人の移動が多い部屋であるため、人の動線が悪くならないような奥行きの棚を探しましょう。
食器棚には、キッチンボードが付いているものや、扉付きのものなど、さまざまなタイプのものがあります。炊飯器や電子レンジを置きたい方には、キッチンボード付きがおすすめです。小さい子どもがいる方には、扉付きのものが向いています。
ベッドルーム家具の選び方
ベッドルームは、プライベートな部屋であるため、こだわりの家具で揃えたいという方が多いでしょう。ここからは、ベッドルームで使う家具であるベッドやマットレス、チェストの選び方について、解説していきます。
ベッド
ベッドを使う人数によって、ベッドのサイズが決まります。子どもや女性にはセミシングル、ひとりで寝る場合にはシングルサイズが適しています。
2人で寝る場合にはダブル、ゆったり2人で寝るにはクイーン、夫婦と子どもなど、何人かで寝る場合はキングサイズがおすすめです。
また、部屋の大きさとの兼ね合いも重要です。あまりにベッドが大きいと、通路が狭くなるため、移動が困難です。ベッドの周りをスムーズに移動するには、最低でも60cmは必要です。
下に引き出しが付いているタイプのベッドは、服や布団などを収納できるため、その分、ベッドルームに収納棚を置かなくてよくなります。
ほかの家具を置かなくて済むため、サイズの大きいベッドが置けます。なるべく大きいベッドを置きたい方は、引き出し付きのベッドを探すとよいでしょう。
小さい子どもがいる方には、ロータイプのベッドもおすすめです。子どもがベッドから落ちる心配がなく、圧迫感がないため、部屋を広く見せる効果も得られます。
最近では、通気性を考えて、床板がスノコになっているベッドも人気です。ベッドルームの湿気が気になる方は、床板がスノコのベッドを探してみましょう。
マットレス
ベッドのサイズも重要ですが、快適な睡眠のためにはマットレス選びにも力を入れましょう。どれも見た目が同じように見えるマットレスですが、実は、内部の構造はさまざまです。
とくにポイントとなるのが、スプリング層と呼ばれる部分です。スプリング層には、スプリングコイルが並んでいて、寝転んだときに弾力を感じさせます。スプリングコイルにはさまざまな種類・並び方があり、寝心地が大きく変わります。
ボンネルコイルは、らせん状にコイルが連なっており、マットレスは弾力が強く、硬い寝心地が特徴です。湿気がこもりにくいため、マットレスのカビ対策に注力したい方に適しています。しかし、寝返りによる振動が伝わりやすいため、苦手に感じる方も一定数います。
ポケットコイルは、コイルがひとつずつ不織布で覆われており、マットレスは体にぴったり合うため、寝心地がよいのが特徴です。振動も伝わりにくいため、揺れに敏感な方にもおすすめです。
そのほか、ウレタンタイプのマットレスも多いです。ウレタンマットレスは、さらに高弾性・高反発・低反発・ハイブリッドに分けられますが、いずれも内部の構造がシンプルで、価格もリーズナブルです。
ボンネルコイルマットレスのように、揺れが気になることもありません。スプリングコイルのマットレスは、出張クリーニングなどを使えば洗濯が可能ですが、ウレタンのマットレスは、洗濯ができません。
軽く水で洗ってもよいタイプのものもありますが、完全に汚れを落とすことはできません。小さな子どもがいる方や定期的に洗濯したい方には、不向きだといえます。寝心地のよいものを選ぶためには、実店舗で実際に確認するのがベストです。
チェスト
ベッドルームにチェストを置く人も多いでしょう。チェストに何をどれくらい収納するかによって、サイズが決まります。たとえば、冬ものなどの分厚い衣類を沢山収納したい場合は、引き出しの数が多いものや、引き出しが深いものを探しましょう。
また、重たいものを収納する場合には、底板が釘でしっかり固定されていると安心です。底板をはめ込むタイプのチェストも多いため、確認が必要です。
背が高いチェストもありますが、引き出しを開けたときに一目で内容物が確認できるタイプのほうが、使い勝手がよくおすすめです。
ベッドルームは、ベッドが部屋の面積の大半を占めるため、背が低いチェストにすれば、部屋を広く見せられるメリットがあります。
家具はどこで買うのがおすすめ?
家具を実際に買うには、店舗に行く方法と、通販を利用する方法の2つがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、詳しく解説していきます。
店舗
実際に店舗に足を運んで、家具を購入する方法には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット
店舗で家具を買う最大のメリットは、イメージと実物とのギャップを減らせることです。カタログやインターネット上で気になる家具があっても、実際に触れてみると、イメージと違ったというケースが少なくありません。
たとえば、ソファを買う場合、店舗スタッフにお願いして実物に座らせてもらい、座り心地を確認しておくと、イメージとのギャップや、買ってから後悔するリスクも減らせます。
さらに、店舗で家具を買う場合は、スタッフから説明を受けられるメリットがあります。どの家具を買うか悩んでいる段階では、専門のスタッフから家具についてアドバイスをもらえると、判断しやすくなります。
また、店舗にはさまざまな家具が売られています。理想の家具がなかった場合でも、似たものを探せるため、早く家具を買いたい方にはおすすめです。
さらに、理想とするも家具よりも、よりよいものが見つかる可能性もあります。いくつか家具を比較検討してから買いたいという方は、店舗で買うとよいでしょう。
デメリット
店舗で家具を買うと、自分で持ち帰る必要があります。とくに大型の家具の場合は、運搬するのが大変であるため、大きなデメリットだといえます。
宅配サービスがある場合には、利用するのがおすすめですが、送料がかかるおそれがあります。また、家具を家の中まで運搬・組み立てしてもらえるのか、確認しておく必要があります。
本当はベッドルームに置きたい家具を、玄関先までしか運搬してもらえないと、自力で移動させなければなりません。
さらに、組み立てサービスがないと、自分でいちから家具を組み立てるため、時間と手間がかかります。できるだけ家の中まで運搬してもらえて、組み立てサービスがあるところがよいでしょう。
通販
続いて、通販で家具を買うときのメリット・デメリットについて、みていきましょう。
メリット
通販で家具を買う場合、自宅まで運搬してもらえるのがメリットのひとつでしょう。送料が無料のショップもあるため、送料を払いたくない方にも向いています。
また、通販で買うと、ポイントが付与されることもうれしいメリットだといえます。店舗で買う場合は、店舗独自のポイントが付きますが、その店舗でしかポイントを使えません。
しかし、モール型の通販で買えば、家具以外のものを買うときにもポイントが使えます。通販で買いものをする頻度が高い方には、おすすめです。
デメリット
通販のデメリットとして、実物を確認できないことが挙げられます。買った後に、思っていた家具とはイメージが違うと、後悔するおそれがあります。
通販サイトに載っている写真は、照明の加減によって、実物と異なるケースがあります。家具のデザインや色にこだわりがある方は、事前にショップに問い合わせておきましょう。
また、通販で家具を買うと、自分で組み立てなければなりません。なかには、有料で組み立てサービスを提供ショップもあります。組み立てる自信がない方や忙しい方は、組み立てサービスがあるショップで家具を買うとよいでしょう。
まとめ
今回は、家具の選び方について解説しました。家具は、部屋の印象を左右するため、お気に入りのもので揃えたいところでしょう。とくに、リビングルームやダイニングルームは、1日のうち大半の時間を過ごす部屋であるため、家具にもこだわることをおすすめします。
なかでも大きな面積を占めるリビングテーブル・ダイニングテーブルは、サイズや色・素材にこだわり、長く愛用できるものを選びましょう。
テーブルは、使っているうちにどうしても汚れや傷がつきやすいですが、テーブルマットを敷いて対策できます。テーブルマット匠のテーブルマットは無色透明で、オーダーメイドでカットできるため、どのような素材・形状のテーブルにも合います。
表面がポリウレタン樹脂でコーティングされており、傷がつきにくく、耐久性も高いです。お気に入りの家具を大切に使い続けるために、テーブルマットの使用を検討してみてはいかがでしょうか。